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2014年4月5日

2014 SUPER GT「シリーズパートナー」契約締結について

 東レ・カーボンマジック株式会社(以下 TCM)は、この度、株式会社GTアソシエイション(以下GTA)と、2014 SUPER GTにおける「シリーズパートナー」契約を締結しました。 GTAが主催するSUPER GTは、自動車メーカーが威信をかけて競う日本最高峰のモータースポーツカテゴリーであり、TCMは2014年から始まる新規定のモノコックの製造を担当するなど、GTAおよび同シリーズと技術領域において深い関わりを持っています。今回の「シリーズパートナー」契約は、その関わりをより広範・緊密なものとし長期的に視野に立った展開・推進を図るためのものであり、両社のモータースポーツに対する思いや、目指す将来像が一致した結果であります。
具体的な活動として、TCMは、GTAが求めるカーボンコンポジット部品や機材を開発・供給する一方、レーシングカーのさらなる安全性向上など研究・開発領域において、GTAを技術サポートしてまいります。また、TCMは、SUPER GTのブランドとメディア露出を活用し、先進的なカーボンコンポジットの可能性をPRし、その認知度を高めることを目的としております。なお、今回のパートナーシップ締結に関し、両社の代表は次のようにコメントしています。

東レ・カーボンマジック株式会社 代表取締役:安藤伸哉のコメント
 TCMが持つカーボンコンポジット技術は、幾多のレーシングカー部品の開発・製造経験が源泉になっています。
モータースポーツという厳しい競争の世界でのみ創生されるアイデアやノウハウが、TCMが製造する様々な用途の製品開発に活かされており、これからの技術革新において、また、今後の成長と発展にモータースポーツは欠かせないものです。今回のGTA様とのパートナーシップが、先ずモータースポーツの発展を願った結果であると同時に、レーシングカー開発技術が汎用の工業製品開発に大いに活用されていること、コンポジット技術によってレーシングカーの性能はさらに高められていくことなど、カーボンコンポジットに関する世界をより広く知っていただく機会にもなればとも考えています。微力ではありますが、我々の活動がモータースポーツ界の更なる発展に少しでもお役に立つことができれば幸甚です。

株式会社GTアソシエイション 坂東正明代表取締役のコメント
 2014年シーズンは、SUPER GTにとって大きな変革の年となります。その象徴的な施策は、GT500テクニカルレギュレーションをDTMと統一することで、SUPER GTのグローバル化を推進する一方、部品の共通化を図り、コスト低減を推進するところにあります。TCM様は、その代表的な基幹部品であるモノコックを製造できる唯一の国内メーカーであり、また、世界に誇れるメーカーです。TCM様と一緒に日本のものづくりの発展に寄与出来ることは、誠に喜ばしい事であり、SUPER GTにとって大きな力となることは間違いありません。TCM様には心より御礼申し上げます。TCM様と共に、ファンの皆様に更なる興奮と感動をお届けできるよう一層努めてまいります。

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本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
東レ・カーボンマジック(株)広報担当 松山 0749-54-2828

軽量化設計技術と成形加工技術を駆使して、様々なご要望に対応いたします。
CFRPを含む複合材(コンポジット)製品の設計・解析から試作・量産のことまで、お気軽にご相談ください。

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