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2022年1月7日

株式会社SCTへの資本参加に関するお知らせ

 東レ・カーボンマジック株式会社(本社:滋賀県米原市、代表取締役社長:奥 明栄、以下「TCM」)は、モビリティをはじめとする産業用途での事業拡大を図るため、RTM(Resin Transfer Molding:樹脂注入)成形による“ものづくり”を強みとする株式会社SCT(本社:群馬県伊勢崎市、代表取締役社長:下田 順彌、以下「SCT」)へ資本参加いたしました。

 SCTは、独自の成形技術開発によりFRPの高性能化・高精度化・高品質化を推し進め、数多くの製品化を実現しており、その技術力と実績で高い評価を得ています。最新の複合材は、軽量化による省エネルギー化、ひいてはカーボンニュートラルの実現に向けて、さまざまな用途での活用が急速に進んでいます。TCMとSCTは、今回の資本参加を機に協業体制をさらに強化し、お客様のより広範なニーズに応えるべく、TCMが持つ設計・解析技術と、SCTが持つ成形技術とノウハウを融合させて創造的な製品開発を加速してまいります。

<技術的背景>
RTM成形には多様な成形手法があり、その中でSCTが得意とするのは、VaRTM成形L-RTM成形と称される製法です。TCMが得意とするオートクレーブ成形法と比較した場合の利点として、下記が挙げられます。

・オートクレーブなどの専用設備が不要
・大型製品の一体成形が可能
・成形品の表面平滑性が安定
・成形・型材料の選択肢が広がり、コストの低減が可能
・成形エネルギーの抑制が可能

また、ウェットレイアップ工法のFRPに対しては、次のような利点を持ちます。
・高い繊維含有率により物性が向上
・厚み精度と積層構造が安定
・成形の作業環境が改善

TCMとSCTは、これらの利点をお客様へご提供すべく、共に技術を研鑽してまいります。
SCTに関する詳しい情報は下記ウェブサイトをご覧ください。

<ご参考>
株式会社SCTの概要
(1) 事業内容: インフュージョン成形によるFRP製品の開発、製造、及び型設計・製作
(2) 創業  : 1960年12月
(3) 所在地 : 群馬県伊勢崎市
(4) 代表者 : 代表取締役社長 下田順彌
(5) URL  : https://sct-ltd.jp

<本件のお問い合わせ先>
東レ・カーボンマジック株式会社 広報部
〒521-0023 滋賀県米原市三吉215-1 Tel:0749-54-2828