ホンダ・レーシングスクール・フォーミュラ「HRS-F24」発表
10月3日、本田技研工業本社にてホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿の活動について、記者発表会が開催され、東レ・カーボンマジックが開発した新世代フォーミュラマシン「HRS-F24」の採用が正式に発表されました。去る9月24日には、鈴鹿サーキットでのF1日本GP決勝レーススタート前に「HRS-F24」6台のデモ走行がすでに実施されておりましたが、今回、スクールの活動内容と共にニューマシンの詳細説明・実車展示がなされ、多くのメディアが関心を寄せました。「HRS-F24」は、2024年よりホンダレーシングスクールに導入される新型教習用フォーミュラカーで、東レ・カーボンマジック製のHRS専用シャシーに、180馬力を発する戸田レーシング製自然吸気2107ccエンジン「TR-FS01」が搭載されています。
現ホンダレーシングスクールマシンである童夢製SDH-F04シャシーに、ホンダ製2リッターDOHCエンジンをベースとする「TR204F」、及び、この2代目「HRS-F24」の両開発に携わってきた 代表取締役社長 奥 明栄は、「長きに渡り、車体提供を通じ、世界のトップカテゴリーで活躍する日本のレーシングドライバーの育成にご協力できる機会をいただき、大変光栄に存じます。当社も、今後さらに、レーシングカー開発に日本のものづくり技術を積極的に取り入れ、エンジニアの育成・技術の発展に貢献したいと考えております。」と述べました。