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　5月12日、東レ・カーボンマジック株式会社 （以下、TCM ）は、High Performance Center of Japan Cycling (以下、HPCJC ) と共に新開発した革新的なトラックレース用バイクである「TCM-1」及び「TCM-2」を発表しました。

　TCMは、22年度より公益財団法人JKAの開発補助事業採択を受け、「世界最速を目指す革新的トラックバイクシステムの開発」を進めてまいりました。TCMが持つレーシングカーを始めとした高性能移動体開発技術を応用し、空力と構造の両面で最高性能を目指した革新的バイクの創出をめざし研究開発を重ね、2種のバイクを完成させ、この度の発表に至ったものです。

　研究開発では、TCMの自由な発想とHPCJCの豊富な実戦経験を融合させ独自のコンセプトを追求、人車一体的な空力特性の最適化に加え、東レが誇る高強度･高弾性炭素繊維「T1100G、M40X、M46X」を効率的に配した複合材構造により、比類なき運動性能と操縦性を実現し、日本代表チームの活躍、勝利が期待できるバイクとなっています。今後も、TCMは技術の高みを目指し、新しい価値の創造を通じて、社会に貢献してまいります。

■東レ・カーボンマジック株式会社 代表取締役 奥明栄のコメント
「TCMは、JKA、JCF、HPCJCのお力添えをいただき、新型トラックバイクの開発に取組んでまいりました。素材技術、設計技術、プロフェッショナルな知見が一体となり、日本のトラック選手の勝利に貢献すべく性能を追求してきた結果、空力や構造面において多くのアイデアや新機軸を織り込んだ革新的なトラックバイクが、このたび完成したことを非常に嬉しく思います。」

■ご参考情報
東レ・カーボンマジック株式会社　www.carbonmagic.com
東レ株式会社　www.toray.co.jp
公益財団法人日本自転車競技連盟（JCF）　https://jcf.or.jp/
HPCJC　（日本の自転車競技を世界一に育てる強化推進組織）　https://japanhpc.com/