樹脂化率47%を実現。新素材「しなやかなタフポリマー」を活用した革新的コンセプトカーの開発
スタイリングデザインは、しなやかさとタフさの両方をイメージさせ、オール樹脂のクルマだからこそ成しえる未来的なデザインを目指し、一体感のある卵型キャビンと独立したフロントホイールカバー、大きな窓エリア、大開口ドアなどが外観上の大きな特徴となっています。車室内も同様のコンセプトを持ち、将来の自動運転化を見据えたモニタリングシステムやステアリングシステム、1+2座席の3名乗車としました。このデザインを成立させ、かつ軽量性・機能性に富んだ車体の構築には、「しなやかなタフポリマー」を含む樹脂材料を炭素繊維で強化した複合材を多用しました。ボディを兼ねるモノコックフレームは、外皮部分とプラットフォームに加え隔壁を一体成形し、高強度・剛性と軽量性を両立しました。
クライアント | 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) |
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URL | https://www.jst.go.jp/impact/shinayaka/special/itop.html |
用途 | コンセプトEV 電気自動車 |
開発部分 | 車両設計・製作 |
要求特性 | |
開発範囲 | 構造解析/流体解析/設計/材料選定/評価試験/試作/成形方法選定/製造/生産技術 |
開発期間 | |
成形方法 | オートクレーブ |
サイズ | 車体全長 4280mm/全幅 1930mm/全高 1350mm |
重量 | 総重量 850kg |
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